Webマーケター転職講座

未経験で営業からWebマーケティングに転職した話【体験談】

僕自身、20代半ばで法人営業からメーカーのマーケティング職への転身を経験しています。

完全に未経験からマーケのポジションに滑り込みました。

営業からマーケティング系職種にキャリアチェンジしたい方はけっこういるようで、相談を受けることも多々あります。

そこで、実際に僕が実行してきたマーケティング職に転職した取り組みを、ここに記しておこうと思います。

和佐木
和佐木

マーケに限らず、未経験から何かチャレンジする時には参考になるはず。

経験したことのない職種への適性を見極めるには?

未経験職種にキャリアチェンジするときに気をつけた方がいいこと。それはミスマッチに対してリスクヘッジしておくことです。

新卒で就活に失敗したら、第二新卒のカードを使えます。ただ、すでに第二新卒以上の方にとっては未経験職種に転職した結果、

転職敗者
転職敗者

この職種は肌には合わない...

となってしまうとダメージがけっこう大きいです。

なので、転職活動を始める前に、早めにキャリアチェンジ先の職種を経験しておくことをおすすめします。

マーケティングをやってみたいなら、マーケティングの仕事を早く経験してしまいましょう。

【秘技】営業からマーケティング職に未経験転職した方法

というわけで、営業から未経験でマーケティング職に転職するには、、

それは、「さっさとマーケティング経験者になってしまう」ことです。

事実として、マーケティング系職種として未経験者を採用しようとしている企業は存在します。では未経験者はどうやって採用可否を判断されるのでしょうか?

それは、マーケターとしてのポテンシャルの有無です。

それならマーケターとしての素養を証明できる実績やエピソードを現職で作ってから転職活動に望めばいいのです。

そうすれば採用担当者にも「マーケティング職の頭脳労働に耐えられるアタマを持ってるな」と理解されて、マーケティング系職種のポジションに滑り込める確率が上がるという算段です。

あなたが採用担当者だったとして、ポテンシャル採用だからといってトンチンカンな自己PRをされるよりは、親和性のありそうな経験をしている人と話してみたいですよね。

「さっさとマーケティング経験者になる」とはどういうことか?

ここからは一歩踏み込んで解説していきます。

営業職をしながらマーケティングの職業経験を積む方法

例えば、あなたが中小企業で営業をしている場合。

中小企業って体系的な教育システムが整っていない会社が多いですよね。

営業スタイルも行き当たりばったりで数打ちゃ当たる的な営業をしていたり、営業ノウハウは敏腕営業マンの脳内完結、みたいな会社も未だにあります。

マーケティングの「マ」の字も日常会話で出てこない。信じられないかもしれませんが、それが現実です。

そこであなたはマインドセットをマーケターに切り替えてみましょう。

名刺に「マーケティング部門 部長」と書いてあると妄想してみるのもいいですし、マーケターの思考で世の中を見れる眼鏡をかけるようなイメージですl。

マーケターになりたいのなら、マーケティングに関するインプットは進めているものと仮定します。そのインプットした知識を使って仕事で成果を作ってみましょう。

例えばマーケティングのフレームワークを脳ミソにインストールして、仕事で実際に活用してみるのです。3C分析やSTP分析など、普段の業務に使えるフレームワークは少し調べれば学べますからね。

マーケティング職に憑依した具体例

インプットした知識を現場でどうやって使えばいいのか?

例えば前述したような、

  • 営業スタイルも行き当たりばったりで数打ちゃ当たる的な営業

をしていた場合、、、

マーケティング思考をインストールしてから、課題を洗い出したりアクションプランを考えてみると、

  • ターゲットを定めて、自社の強みを再定義したうえで、今までアプローチしてこなかった顧客にアプローチするためにアタックリストを作る
  • 営業マンのリソースに対して抱えている顧客が多い場合は、めちゃくちゃニッチな週間メルマガを配信して接触頻度を確保し、対面接触しなくても顧客側から発注がくるように仕組みを作る
  • ロイヤルカスタマーのインサイトの解像度を高めてアップセルを仕掛けてみる

などの施策をプランニングできるかもしれません。

イメージ湧きますか?

マーケティング自体は職種というより概念ですから、インプットした知識を活かせる機会はそこらじゅうに転がっていて、マーケターらしく仕事をする方法はいくらでもあります。

「マーケターじゃないからマーケティングのフレームワークや思考体系を使う機会がない」なんてことはないと思いますね。

ちなみに手前味噌で申し訳ありません。先程の事例は、私が法人営業時代に試してうまくいったことです(笑)

このように擬似的にでもマーケティングの仕事を体験できれば、「自分には向いてない」というようなミスマッチを回避できますし、面接でも説得力を持って自己PRや経験談を伝えることができて一石二鳥です。

ちょっと未経験職種にキャリアチェンジしようか検討している人は、ぜひ使ってみて欲しいと思います。

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