楽しみにしていたボーナスが少なかったり、なかったりした時のガッカリ感ってハンパないですよね。
私も新卒で入った上場企業から飛び出し、中小企業に飛び込んで最初の賞与のタイミングでそれは感じました。
大企業の感覚で構えていたら、「は?これだけ?」という感じで、当時は愕然としたものです。
まあその転職があったおかげで、今はそこまで不安なく働けていることもあって「振り返ってみれば良い思い出だよね」で片付けられてますけども。
周囲の友人と比較してしまったりすると、けっこう苦しかったりすると思います。
置いていかれてる感というか、焦燥感というか、劣等感というか。そういった類のものを感じずにはいられませんよね。
ただ、その焦燥感や劣等感をガソリンにして前に進んでいけるかどうか、というところが人生を左右するのではないかなと思います。
ボーナスが少ない、ない、ということに対してショックを感じてしまうのはなぜか?
それは所得がボーナス頼みなことに尽きるのではないでしょうか。。
そもそもボーナスって出るか出ないかは不透明なものです。
業績が振るわなかったり、外部環境が会社にとってマイナストレンドだったりすると、従業員に賞与なんて支給してる場合ではありません。
時代の流れが早くなって混迷の時代ということはよく言われていまし、そもそも日本は国自体が衰退トレンドです。そんな状況で会社を存続させるのってめちゃくちゃ大変です。
ボーナスこそ経営の安定の副産物みたいなものですから、先々もっと支給されにくくなるかもしれません。
そんな状況でボーッと指をくわえてジリ貧になっていくのは耐えられますか?欲深い私なら無理ですね(笑)
私自身、不確実なものに期待するのはやめて自分自身に期待をする。というふうに、思考回路を切り替えてから道は拓けてきた感覚があります。
ボーナスって基本給の○ヶ月分と決まっていますよね。
それなら、そもそもの基本給を底上げを狙っていくというのは、ボーナスに期待しなくて済む一つの方法です。
極端な話、私も含めて外資系企業勤務だと年俸制の会社が多くあります。仮に年収1,000万円なら、80万円以上を毎月受け取れるということです。
想定年収500万円でも、年俸制の500万円と、出るか出ないかわからないボーナス含んだ500万円ではワケが違いますしね。
じゃあ基本給を上げるにはどうしたらいいのよ?と考えてみると、基本給の高い業界に行く。基本給の高い職種に就くのが必須なわけで。
基本給の高い業界に移りましょう、というのは巷の転職本でも散々言われています。ただ、そもそも職種によっても給与水準はだいぶ違うという事実は忘れている方が多い印象です。
簡単にいうと、コストセンターではなく、プロフィットセンター。
つまりは利益に直結する職種の方が給与水準も高いですからね。営業とかマーケティングとか企画系の職種は給与が高い傾向があります。
もっと視野を拡げてみると、サラリーマンよりもフリーランス・経営者という属性のほうが収入のポテンシャルといういみでは青天井です、
まあ高給になると一般的には責任が増えたり激務だったりするので、どのレイヤーを狙っていくのかというのは戦略的に選んでいく必要がありますけども。