転職講座

なぜ営業に嫌気がさしたらWebマーケティング職への転身が合理的なのか?

どうもこんにちは。

なんやかんや言っても、営業って本当に骨の折れる仕事だと思います。

それにしても営業の皆さん、
「営業 つらい」
「営業 やめたい」
「営業から転職」
「営業からキャリアチェンジ」
と検索してるのはお見通しです(笑)

私もいくつかの業界で個人営業→法人営業と経験してきましたが、そのキャリアは20歳からから始まりました。

当時は大学生でいくつかのアルバイトを渡り歩いた結果、

和佐木
和佐木

「人によって能力違うのに時給決められてるのっておかしくね?」

という疑問を持った私は、ひょんなタイミングで出会った完全成果報酬の仕事を始めたのでした。

仕事内容は、教材販売の営業です。

小中学生のときに家に電話がかかって来て、「お母さんいらっしゃいますか?」と聞かれるあれですw

豆腐メンタルだった私は、胃をキリキリさせながら1日数100件の電話をかけていました。

「どこで電話番号知ったんだ?!ああ?」と怒鳴られることもしばしば。

それも時間が経てば免疫がついてくるものです。

マニュアルを相手のペースに合わせて読みこなして、時に電話先のお母さんが食いついてきてくれるキラーワードを散りばめてアポイントを獲得していく。

アポイントを獲得したお宅に訪問して、1セット数十万円する教材を販売してくるのでした。

「うわ、グレーな仕事してたんですね」

それがごく真っ当な反応だと思います。

不思議だったのは、そんな仕事でも「教材を使って成績が伸びた」と喜んでくれる家庭があったことでした。

まあ形は置いておいて、「営業って人を救える仕事なんだなあ」と大学生ながらに感じたものでした。

下手クソでもいいから、売らない限り始まらない。

こうした中途半端な成功体験から、

和佐木
和佐木

「私は営業のサラブレッドである」

というアイデンティティを持ちながら社会人に進み、複数社で法人営業も経験しました。

やはり社会人になり正社員として経験する営業は、学生時代とまた違った厳しさ、大変さ、理不尽さがありました。

結論、「やっぱり営業って大変。」

その一言に尽きます。

売上のために身を削ったり、社内外からの理不尽な要求にも多少なりとも飲まないといけないこともあります。

「会社のオーナーを食わすためだけに、ク●みたいな商品を営業しないといけないのがストレス」

みたいな人もいると聞きます。

それから、営業から職種転換した理由として一番大きかったのは適性の問題です。

私こう見えてバリバリの内向型なのですが、内向型の人は本来営業には向いていません。

同じ内向型でも問題なく取り組めている人もいるでしょうけど、経験則として外向型の営業マンには敵いません。

内向型の脳の性質上、意識が他者よりも自分自身に向きやすいからです。

(引用)

営業職当時の同僚は、

元同僚のT氏
元同僚のT氏

「営業めっちゃ好き!人の懐に潜り込んでなんぼ!」

みたいなスタンスでドンドン契約を取っていくスーパー営業マン。今では外資の保険会社で頭角を表しています。

やはり、そんな営業のサラブレッドと同じ土俵で戦っても絶対勝てんやんw 

海でサメと戦うようなものだよなと。

この先のずっと営業続けていくイメージはできないし、スキルセットが営業だけになるのは心許ない。

ということで、どうにか自分なりの戦い方を見つけないといけない。居場所を作る必要があるなと思ったのが20代中盤の頃でした。

そこで光明を見出したのが、職種の転換です。

職種検討の紆余曲折

当時は適性にフィットしてない仕事をダラダラ続けるのは人生の無駄だと思ってましたし、営業以外の職種に取り組むのなら、ポテンシャルも考慮してもらえる若いうちの方が絶対にいい。

失敗したとしてもその方が悔いはないよね、と。

じゃあ具体的にどんな職種に軸足を移そうか?

実現可能性も踏まえて比較検討しよう。

最初に思いついたのはバックオフィス系の職種でした。総務とか経理とか人事とかその類のです。

ただし、懸念がぽんぽんと頭に浮かんできます。

和佐木
和佐木

そもそも営業経験があまり活かせそうにない、全く畑違いの職種に就くのはもったいなくないか?

まがいなりにも個人営業、法人営業と経てきた数年間の経験をリセットしてまで、営業以外の職種につく価値はあるのかと。そして一番の問題は、飽き性な私が務まるイメージがなかったことです(笑)

かといって営業事務だと給与の伸び代はなさそう。それは完全成果報酬の爆発力の味を知ってしまった私には受け入れ難い。

エンジニア?理系じゃないし難しくないか?

色々と調べてるうちに見つけたのが、「Webマーケター」への道でした。

マーケターというと営業に比べると珍種というか、専門職的なイメージがあるかもしれません。それに「Web」と聞くと、デジタルのツールを使いこなせてない人にとっては拒否反応が出るかもしれない。

ですが、営業とマーケティングって陸つながりな職種でもあります。売上を経てて経営を成り立たせると言う役割においてかなり近いことをやっています。

Webマーケティングと言いつつも、企業の定義するポジションによってはオンラインを通じて売上を立てる、Webセールスという側面が強かったりするのです。

それから今は「デジタル庁」なんて仰々しい組織もできて、IT化、DX化を政府主導で推し進める動きも活発化してきています。

リーダー・現場の両面において、マーケターが足りていないという企業が非常に多い(75%超)。特に、教育を担える人材は90%超が不足と回答。

出典)マーケティング組織の組織づくり・人材育成に関する調査│マーケティング専門Webメディア「Agenda Note(アジェンダノート)

さらに将来的ば選択肢として、その気になれば独立できる見込みもあります。

Webマーケティング職になってから知り合った友人は、フリーランスとして活躍してる人も結構多い。やり方次第では独立も視野に入れられるということです。

それから私は父親の転勤に振り回されて何回かの転校をした経験から、会社から場所の制約を受けずに働きたいという願望もありました。今ではリモートワークは当たり前になりましたが、当時はWeb関連の職種くらいしか、リモートワークの実現可能性はピンと来なかった。

  • 営業スキルを活かせる
  • 時代のニーズに合っていながら人が足りてない
  • 場所の制約を受けずに働ける
  • やり方次第では独立も射程圏内

とまあ、営業職として苦悶していた私にとっては、転向を目指さない理由がない。それがWebマーケターでした。

いくら営業職がマーケティングと親和性があるからといって、未経験からWebマーケティング職に転職できるの?

と疑問に持つ方もいることでしょう。

結論、可能は可能です。

ただ、いくつかの方法が考えられますし、ポジションを射止めるために然るべき手順を踏む必要があります。

戦果を得るためには目標と戦術が一致している必要がありますからね。

現役のWebマーケター目線で見て、ここがズレてる人がなんと多いことか。

下記の記事では事例をWebマーケターになるための超現実的なルートを解説しています。

興味があれば読み進めてみてください。

Webマーケターの実態をもっと詳しく知りたい方に向けて、質問をぶつけてもらえれば可能な限り回答したいと思います。

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